甘草(カンゾウ)

マメ科

使用部位

カンゾウの根を乾燥させたもの。

特徴

マメ科の多年草で、中国から中央アジアなどの乾燥地帯に生息します。長い根茎を地中深くはわせます。

作用

急で激しい緊張やそれに伴う痛みを和らげる作用があり、せきや胃けいれん・胃の痛みを鎮めるのに使われます。

メモ

根には、砂糖の150~200倍と言われる特有の甘味があります。古代から薬や甘味料として使われてきました。現在でも、味を整える甘味料として、しょう油、みそ、たばこ、菓子、飲料などに使われています。