まえだ耳鼻咽喉科クリニック 前田 稔彦先生

漢方医

まえだ耳鼻咽喉科クリニック

前田 稔彦(まえだ としひこ)先生

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    現在の状況とは異なる場合があります。

私の父親が近所に開業しておりまして、また幼少時から育った土地で医療をしたかったものですから、この場所に開業しました。

0歳から90歳ぐらいまで幅広く、また、耳鼻咽喉科疾患からアトピー性皮膚炎、喘息などアレルギー疾患、高血圧、高脂血症、生活習慣病など幅広く診ています。比較的遠方の人が多いですね。

患者さんに笑顔で帰っていただけるように心がけています。
できるだけ風邪という診断はしないようにしています。どうしても病気がわからないときに仕方なく風邪と診断するときがあります。
ウイルス疾患には、抗菌薬を使わない。すなわち熱があるから抗菌薬ということはしません。
西洋医学でまず考えて、どうしても難しいときには、漢方薬も考えます。

アレルギー性鼻炎には、漢方薬の方が証を見極めれば眠気がなく案外しっかり効きます。
漢方医学は、西洋医学的な病名をしっかりつけなくても処方が決まるところが優れています。(その反面いいかげんな面もあります)
しかし、同じ薬を漫然と処方してしまう傾向にあります。
西洋薬は、メカニズムがはっきりしているので、病気に直接作用して切れ味がすばらしい、漢方は人に作用して病気をコントロールするという違いがあります。

自分がウイルス疾患(風邪)に罹ったとき、に西洋薬を飲んだときには重症化しましたが、葛根湯を飲むと直ぐによくなったという経験があり、医学部を卒業して直ぐに漢方薬を使うようになりました。

めまいでこられた患者さんに、問診すると、頭痛、胃痛も併発しており、半夏白朮天麻湯を処方したところ、すべての症状が改善しました。西洋薬ではこのようには行きません。
その他にも、子供で、他院で治療していましたが、病気を繰り返していたのです。今回も鼻炎で当院を受診し、脈を診ると弱く虚証。お母さんに聞くと、身体が弱く食も細いということで、六君子湯を処方したところ食欲が増進して、活気や体重が増加して病気にもなりにくくなったとのことでした。そのお子さんは、以後も飲み続けています。

テニスや山登り、散歩ですね!昼休みなどには、できるだけ歩くようにしています。

好きな食べ物は、そばやうどんですね。
食事で気をつけることは、野菜をできるだけとること。時間をかけて食べること。肉はあまり食べないようにしています。

できるだけ薬を使わない医療…自分の身体の変化(病気)を受け入れる心を作ること。
そういったことのお手伝いができればと思っています。

先生の略歴ご紹介

まえだ耳鼻咽喉科クリニック
前田 稔彦(まえだ としひこ)先生

平成3年 兵庫医科大学卒業
同年 奈良県立医科大学耳鼻咽喉科入局
平成15年 クリニック開院

資格:
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医
日本化学療法学会抗菌化学療法認定医
日本プライマリーケア連合学会会員
日本東洋医学会漢方専門医
厚生労働省指定補聴器適合判定医

 

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