連翹(レンギョウ)

モクセイ科

使用部位

レンギョウまたはシナレンギョウの果実を蒸してから乾燥させたもの。

特徴

春を代表する落葉性の低木。春に黄金色の花をつけるレンギョウは、秋になると褐色の実を結び、この実が生薬として使われます。

作用

解毒、消炎、利尿、排膿の作用があります。とくにのどの炎症や湿疹をしずめるのに効果を発揮します。

メモ

奈良時代に書かれた百科事典「和名抄(わみょうしょう)」では、イタチグサと呼ばれ、生薬として使われていたことが記されています。