木香(モッコウ)

キク科

使用部位

インドモッコウ、またはオオグルマの根を乾燥したもの。

特徴

夏から秋にかけて黄色の花を開かせるキク科の多年草です。初冬に収穫し乾燥させた根には、芳香があり、なめると苦味があります。

作用

胃腸を温め、食欲を増進させる作用があります。

メモ

モッコウの原植物は古くから、アラビアやインドなどで薬や芳香剤として使われてきました。インドやネパールの山地に野生しますが、現在では絶滅の恐れの高い植物として保護されています。