木通(モクツウ)

アケビ科

使用部位

アケビのつるの部分を切り、乾燥させたもの。

特徴

アケビはつる性植物で、秋になると小さなバナナ状の果実をつけます。

作用

体内にたまった余分な水分を取り除く作用があり、むくみの解消に効果的です。また、乳汁の分泌をうながす働きもあります。

メモ

つるの切り口に穴があいていて、片側から息を吹きかけると、空気が通るので「木通」と名がついたようです。別名、通草(つうそう)ともいいます。中国では、アケビの果実を八月札(はちがつさつ)といい、種子を漢方薬として用いることもあるようです。