薄荷(ハッカ)
シソ科
-
使用部位
-
薄荷の太い茎を除く地上部分を乾燥させたもの。
-
特徴
-
シソ科の多年生草。ミント。ハッカの葉から抽出される精油成分メントールは、すーっとした香気が漂い、ハップ剤やお菓子に用られます。
-
作用
-
ゆるやかな発汗作用、解熱・鎮痛の作用があります。感冒初期の熱冷まし、頭痛、消化不良などに効果を発揮します。
-
メモ
-
二ホンハッカ(薄荷脳)はメントールを多く含むために、合成メントールができる以前は、世界中に輸出されてきました。南ヨーロッパ原産の西洋薄荷はペパーミント、中央ヨーロッパ原産の緑薄荷はスペアミントと呼ばれます。
薄荷 関連する代表的な漢方薬