荊芥(ケイガイ)

シソ科

使用部位

ケイガイの全草を乾燥させたもの。

特徴

草丈60~80センチ。シソ科特有の強い香気があります。初夏に、淡い紫紅色の小花を穂状(すいじょう)につけたときに、採取します。

作用

感冒による熱、頭痛、鼻炎、のどの痛みなどを改善する働きがあります。

メモ

古いものの方が良い品とされています。ただし、保存状況が悪いと、揮発性の有効成分が失われたり、虫がついたりすることがあります。中国では、花穂(かすい)だけ乾燥した荊芥穂(けいがいすい)も、生薬として使われています。