黄耆(オウギ)
マメ科
-
使用部位
-
キバナオウギの根茎を乾燥させたもの。
-
特徴
-
夏に蝶のような形をした、淡い黄色の花を咲かせます。秋に、ゴボウのような形をした根をとり、生薬にします。
-
作用
-
気の働きを整え、胃腸の働きを高めます。弱った体を回復させ、むくみや発汗の異常を解消します。
-
メモ
-
黄耆の「黄」は花の黄色からきていますが、「耆」には長(おさ)という意味があります。中国の古い書物には、この生薬が「虚弱体質を補う薬(補剤)の長」トップレベルであるところから、この名がついたと書かれています。