第四十二回 梅沢医院 高津 尚子先生


略歴
氏名: 高津 尚子(たかつ ひさこ)
梅沢医院 院長
梅沢医院附属 ホリスティック サロン アンジェリカ管理医師
略歴: 1958年 大阪府堺市生まれ
  1983年 近畿大学医学部(4期)卒業
 
日本心身医学会 心身医療「内科」専門医。
日本アロマセラピー学会認定医。
日本臨床内科医会 認定医。日本医師会認定産業医。
日本東洋医学会。日本統合医療学会。
日本ホリスティック医学協会。
近畿大学医学部リハビリテーション科 非常勤講師
大阪労災病院 癒しアロマ外来担当医
Dr.E.Bach財団公認プラクティショナー
梅沢医院 院長 高津 尚子先生



ナビゲーター:奈美


明けましておめでとうございます!

漢方ナビの2010年が始まります!今年最初にご登場頂くのは…漢方ナビが始まったばかりの2005年、大阪での取材の際に伺った梅沢医院の高津先生です!

とっても気さくで、幸せオーラいっぱいの先生!!
すごく印象的でした!
もう5年前なんですね〜!なんだか、懐かし〜い!!

梅沢医院



高津 尚子先生にインタビュー
ご無沙汰しております!漢方ナビも、もう5年目になります!まだ始まったばかりのころにおじゃましたんですよね〜!なんだか懐かしいです!

先生:

私も奈美ちゃんに会うのを楽しみにしていたんですよ〜!
感激です!!なんだか、益々お忙しそうですね〜!!地域に根ざした診療をされてきて長いのでしょうね〜…。

先生:

そうなんですよ!相変わらず忙しくやっております…父が昭和36年、産婦人科医院として開設した医院を継承し、それ以来、生まれ育った地で、地域の中にどっぷり浸りながらの医療を続けています。
長い間には、地域の状況なども変わってきているんでしょうね〜…。
現在は、どのような診療をされているのでしょうか?

先生:

自分の子供が小さい時は、シロップを出す小児も診ていましたが、今はもう、幼児は診ていません。しかし、心療内科として、不登校の子供、またその親御さんなど、精神科医ではない、心身医療「内科」専門医としての仕事にはげんでいます。何科にかかろうかな?という方や、病院で検査をしても異常がみつからない方の、道しるべになるような医療を行っています。
患者さんに寄り添った診療をなさっている印象を、前回の取材時には強く受けました。常に患者さんにとっての最善を考えているのですね。

先生:

病気だけでなく、ゆっくり、その方が歩んでこられた今までの経過を一緒に振り返って、症状の原因になっているその方の食生活、気持ちの持ち方をさぐりながら、まず、快食・快便・快眠という身体の状態と、自分が「治すぞ」という自然治癒力を引き出す医療を提供したいと思っています。
私は、あのときの先生の取材をきっかけに、漢方に益々興味が湧きました!
でも、漢方は、誤解されている部分も多いですよね…。

先生:

木を見て森を見ない、といわれる西洋医学、しかし我々はその恩恵も十分に受けています。しかし、それだけでは、不十分な部分に対しての細やかな部分に、また不定愁訴や更年期障害とかたづけられてしまう症状に対しても、対応できるのが漢方だと思います。しかし、漢方では副作用がない…という誤解がないようには、お話しています。また、ゆっくりとしか効かないというイメージも、劇的効果がでる急性疾患で、漢方の良さを知って頂けたら、うれしいと思います。

漢方を扱うようになってから、もう相当長いのでしょうね。

先生:

産婦人科の父が、保険適応になった時から外来で漢方を処方していました。
私が実家の医院を手伝いに入った平成元年から、すぐにエキス漢方が使える条件を与えられていたという恵まれた環境でした。その後、様々な先生方の出会いを経て、現在の漢方の恩師、土方康世先生と出会い、女医ならではの漢方を学んでいます。
土方先生にも2005年、取材に伺いました!ほんの、ついこの間のようです!

先生:

そうでしたね!ほんと、月日が経つのって早いですよね!
漢方を使っていて…その効果など、印象的な経験はありますでしょうか?

先生:

効果を大変実感したのは、「きゅう帰調血飲」という処方からでした。劇的に、月経周期によって出現する症状に効果がありました。何例かをまとめて、東洋医学会 地方会や総会にも発表させていただきました。
漢方の処方によって治っていく患者さんから話をきくことで、また私自身が勉強させていただいている…という毎日です。
日々の診療にお忙しいとは思いますが、先生ご自身の健康法やストレス解消法はなんでしょうか?

先生:

私自身は、今まで病気らしい病気がありません。学生時代は、体育会系の人間でしたが、今はスポーツをする時間がほとんどないのがさびしいです。健康法は、気のあった仲間と楽しくすごす時間。今は、自分の「癒しの医療」を実践するという夢に向かって仲間を増やしながら、ひとつずつ現実化させていくことが、ストレス解消なのかもしれません。趣味と仕事が分けられなくなってしまっています。
先生が好きな食べ物はなんですか?食事で、何か気がけていることなどはありますか?

先生:

食べ物は何でも…好き嫌いがありません。
食事では、バランスよく食べることに気をつけていますが、旬のものをおいしく頂くことが大切だと思います。最近、国際中医薬膳管理師会の皆様と一緒に食医の重要性を再確認する機会を得ました。中医とともに薬膳の勉強もこれからして行きたいです。食事がきちんとできて漢方を上手に飲めたら …皆 元気はつらつ!!楽しい人生を送れること、間違いなしです!
最後に、先生がこれから目指されます医療についてお聞かせ下さい。

先生:

癒しの統合医療です。
西洋医学を否定するわけはなく、そのよい部分もとりこみながら、代替医療や伝統医学などと組み合わせ、その方にとって、今、必要なサプリメントの使用などもアドバイスしたり、一番必要な治療方法を2〜3併用していき、その方の自然治癒力がアップする方法をお教えできたら幸せです。皆が、癒しの医療で、死を迎える時、生きていてよかった!と人生を振り返っていただけるお手伝いをしたいです。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。


取材後記

患者さんにとって、より最善な医療を追求する姿勢に、そして先生の熱い情熱に、私もパワーをもらいました。前進あるのみ!不景気なんかには負けません!2010年も、漢方ナビを、どうぞよろしくお願い致します!

■今回の取材先
梅沢医院
住所:〒590-0955 大阪府堺市宿院町東2丁2-11
TEL:072-233-3177
FAX:072-221-5857
付属施設:ホリスティック サロン「アンジェリカ」
HP:http://www17.ocn.ne.jp/~anjerika/index2.html

※本文内の情報等は掲載時のものです。
  現在の状況とは異なる場合がありますので予めご了承ください。


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