第三十七回 とさクリニック 林 克美先生


略歴
院長: 林 克美(はやし かつみ)
日本東洋医学会認定漢方専門医・指導医
略歴: 昭和45年7月 群馬県生まれ
平成8年3月 富山医科薬科大学医学部卒業
和漢診療部入局
平成9年4月 沼津市立病院内科
平成11年4月 清水厚生病院内科
平成12年4月 サンバリー福岡病院(富山県)副院長
平成12年10月 萩野病院(富山県)副院長
平成14年4月 富山医科薬科大学付属病院 和漢診療部
平成17年10月 千葉大学大学院 先端和漢診療学 助手
平成20年7月 とさクリニック院長に就任・現在に至る
とさクリニック 林 克美先生



ナビゲーター:奈美

埼玉県に来ています!さいたま市桜区にあります、とさクリニックが今回の取材先です。

荒川が近くてのどかな雰囲気…自然の遊び場も多そうで、少し歩けば学校もあり、子育てにはもってこいの環境ではないでしょうか!ほんの少し都会から離れただけで、こんな環境に出会えるんですよね〜!

今日の天気がちょっと悪いのが残念なんですけどね〜…こんなときこそ、楽しくいきますよ〜!!

とさクリニック



林 克美先生にインタビュー
こちらのクリニックは分院と伺いましたが、本院は別にあるのですね…。

先生:

当院は、東浦和にあります土佐クリニックの分院になります。本院の土佐先生とは、長いお付合いをさせて頂いておりまして、大学の出身医局の元助教授でした。それ以来になりますでしょうか。
その先生とご縁があって、こちらの診療所の院長に就かれたのですね。
先生のところでは、主にどのような診療をされているのですか?

先生:

漢方での処方を中心に、一般内科、それに皮膚科もありますので、皮膚疾患も診ております。
ニュータウンも近くにあり、さまざまな年代の患者さんが受診されるのではないですか?

先生:


老若男女を問わずいらして頂いていますね。イメージとしては、かかりつけ医としての役割を果たしつつ、漢方を中心とした治療をしている感じになります。
もちろん西洋医学的な検査も行いますし、もっと詳しい検査が必要な場合には、より専門的な医療機関を紹介致します。また、その逆に漢方治療の紹介を受ける場合もあります。
漢方を専門に診療しておりますが、西洋医学的な治療の方がよい場合もありますので、その場合には臨機応変に対応しております。

先生が日々の診療の中で、心がけていることをお聞かせ下さい。

先生:

患者さんの要望や訴えに充分耳を傾け、一人ひとりの症状や状態、患者さんの要望によって、柔軟に対応し、その患者さんにとっての最善を常に考えるように心がけております。西洋医学には西洋医学の診断体系がありますし、漢方には漢方の診断体系がありますので、そのどれが患者さんにとって最善なのか…といったことになります。
また、中には漢方薬は苦手という方もあれば、逆にできる限り西洋薬は使わないでという方もおられますので、どちらにも応えられるように日々研鑚していこうと考えています。
それから、漢方は難しいと思われがちですが、できるだけ専門用語を使わずに分かりやすく説明するようにしております。
漢方での外来は予約制のところも多いのですが、気軽に受診してもらえるよう、当院では、あえて予約制にしておりません。
西洋医学と漢方の診断体系ですか…?

先生:

もともと漢方は心身医学的な側面があり、気持ちの問題も体の問題も一緒にカバーしていくという考えに基づいた治療になります。どちらかというと西洋医学は気持ちと体の問題を分けて考え、それぞれに診断を下し、その両面を治療していくといった感じでしょうか。
…ですが、実際の治療においては、同じ土俵に乗せて、その患者さんに最善の治療が、西洋医学での治療であったり、漢方での治療であったりといったことになります。
治療効果を実感されるなど…何かエピソードはありますか?

先生:

大学病院では漢方専門病床を担当しておりました。そこでは西洋医学と漢方を併用することで、重症の患者さんにびっくりするほどの効果が上がった経験があります。また、風邪やインフルエンザ、胃腸炎などの感染症にも、漢方はかなり効果があります。漢方は慢性病にと思われがちですが、かかりつけ医の日常の診療にも、不可欠なものなのです。
忙しく診療されている中で、先生ご自身のストレス解消はどうされているのですか?

先生:

漢方が趣味のようなものですから、ストレスは溜まりませんね〜!患者さんが漢方によって、少しずつ健康になっていく姿を目にするのは喜びですから…自分自身は、ごく普通に睡眠や食生活に気を配る程度です…風邪やお腹をこわすことはありますが、そのときには漢方薬を飲んで、すこぶる快調です!
現代はストレス社会といわれておりますが、日々の生活で私達が心がけておけばよいことなどをアドバイス頂けますか…?

先生:

高度情報化と競争の社会ですし、社会の仕組みが複雑化しておりますから、緊張している時間が、昔よりかなり長くなっているかと思います。漢方においても、気を巡らすお薬や、緊張を緩めるお薬を処方する機会がとても多くなってきているように感じています。漢方に限らず、自分なりに息抜きやリラックスする時間を持つことが大切ではないでしょうか。
最後に、先生が目指す医療についてお聞かせ下さい。

先生:

繰り返しですが、漢方を中心に診ておりますので、漢方と西洋薬を同じ土俵の上で治療すること。患者さんに最善で必要なことを、必要なだけやっていくことですね。
まさに、患者さん中心の医療ですね!本日は、ありがとうございました。


取材後記

病院に行くだけでも緊張しますからね〜!でも、こちらのクリニックでは、患者さんの目線を大切にして、とても温かい診療をされているのがよく伝わりました。先生もスタッフのみなさんも、とても優しい雰囲気で、近所にあったらいいのになぁ〜…。

■今回の取材先
とさクリニック(桜区塚本)
住所:〒338-0816 埼玉県さいたま市桜区塚本156番地
TEL:048-840-2333

※本文内の情報等は掲載時のものです。
  現在の状況とは異なる場合がありますので予めご了承ください。


ページトップへ

漢方のことなら「漢方ナビ」!お近くの漢方医が探せるほか、漢方専門の先生をご紹介します。