第二十六回 香林堂クリニック 堀田 秀一先生


略歴
氏名: 堀田 秀一(ほった しゅういち) 香林堂クリニック 堀田 秀一先生
略歴: 千葉大学医学部卒業
日本東洋医学会認定漢方専門医
日本アロマセラピー学会認定医
日本アロマセラピー学会専門制度委員
外科、精神科を経て、現在内科・漢方の診療所
香林堂クリニックを福岡市荒江四角に開設



ナビゲーター:奈美
香林堂クリニック 今回は、福岡に来ています。福岡市早良区荒江にあります香林堂クリニックに伺います。
福岡市の西の副都心・西新にほど近い、とても閑静な住宅地にあり、落ち着いた雰囲気のクリニックです。
西洋医学だけでなく、漢方を中心にとても個性的な取り組みをされているそうです。ホームページ情報では、「アンチエイジング」の文字が目に付きましたので、そのあたりを教えてもらおうと思います…



堀田 秀一先生にインタビュー
クリニックがとても新しく、明るくて…落ち着いた雰囲気がいいですね!

先生:

ありがとうございます。日替わりのアロマの香りも患者さんに好評ですよ。
先生のところでは、主にどのような患者さんを診ているのでしょうか?

先生:

漢方を使って、美容も含めて生活の質を上げることに関心のある方が来られます。それから、生活習慣病の肥満や高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などの患者さんも多いですね。

比較的若い患者さんが多いのではないですか?

先生:

はい、30代の女性が一番多いですね。その次が20代と40代になります。若い方が多いですよ。

先生のホームページを拝見しましたが、「アンチエイジング」にも力を入れているとのことですが…漢方ナビは、女性のファンが多いものですから…そこのところを、分かりやすく教えていただけないでしょうか?

先生:

最近でこそ西洋医学でも、アンチエイジングとかデトックスとかが話題になっていますが、不老長寿と美容は、漢方では2千年以上前から取り組んでいる2大テーマなのです。どうしてかというと、絶対的権力者である皇帝が不老長寿を所望し、皇帝以上の権力者であった后が美容を熱望したということなんですね。

へ〜え!昔から、奥さんのほうが強かったんですね…。

先生:

アンチエイジングの切り札的存在のプラセンタ(ヒト胎盤)も、もともとは紫河車(シカシャ)という生薬で、秦の始皇帝も使用したといわれています。動物性生薬ということもあって、漢方薬としては保険で承認されていないのですが、西洋薬として、更年期障害と肝障害という適用で、プラセンタ注射は保険がききます。これは、美容にもよいですし、体全体の活性化にとても効果があります。その他、漢方で保険がきくところでは、八味地黄丸(ハチミジオウガン)や六味丸(ロクミガン)、牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)などが一般的な抗加齢療法薬ですね。当院では、プラセンタを漢方的視点で使用することで、女性の方から非常に高い支持を得ております。
う〜ん…プラセンタって凄いんですね!!ところで、先生が診療で心がけていることはなんですか?

先生:

生活の質を高めることや、体質を改善することなど、その患者さん一人ひとりの症状や要望に、できるだけ応えてあげたい…美容なども含めて、患者さんの満足度を少しでも上げることを心がけております。

現在様々な健康法がありますが、その辺はどうお考えですか?

先生:

漢方には、日本の気候風土にあった古人の生活の知恵としての養生法がありますので、まずはそれをお伝えしたいと思います。また情報が氾濫している時代ですから、その方にあった健康法を取捨選択してご説明したいと思っております。場合によっては逆効果ということもありますからね。
食事などで、気をつけていることはありますか?

先生:

なかなか食事は難しいですよね。肥満の方に、いきなり食事制限というよりも、ストレスを溜めないようなかたちで、自然に食欲を抑えるといった方向に導いてあげることが大切ではないかと思います。ほとんどの方は、カロリーを抑えて…ですとか、運動をして…などなどのことは分かっているわけで、だけど…思うようにはいかず…といった状態なのです。
あまり細かく管理されてしまうと、かえってストレスになってしまいますよね…。

先生:

そうなんですよ。分かっているんだけど、うまくいかない…といったことを充分理解してあげた上で、ストレスを溜めないように、どのように減量していくのが最善なのか?それを実践しやすくする環境づくりが重要なのです。無理に食事を減らしたりしても、ストレスから、かえって食べ過ぎてしまい、リバウンドなんてことにもなりかねません。最終的に体重を減らすことが目標ではありますが、あくまでも自然なかたちで、ストレスを溜めないで、継続的に続けられることをアドバイスするのが大切だと考えております。それから、漢方の知恵ということでいうと、食べ物には体を温める食品と、冷やす食品というのがあります。ダイエット食というのは、だいたい体を冷やす食品なんですよ。若い女性の方は、これらの食品でダイエットをする方が多いのですが、体を冷やすと、基礎代謝も落ちてしまうので、燃えにくい体質となってカロリーを減らしても、思うようには体重が落ちないので、もうやめた!なんてことになりかねません。ですから、基礎代謝が落ちている場合のダイエットには、体を温める食品を採り入れ、基礎代謝を上げるような指導をしております。漢方の防風通聖散(ボウフウツウショウサン)などは、基礎代謝を上げますので、カロリーコントロール効果が高まります。漢方の知恵をうまく採り入れて、無理のないダイエット指導を心がけております。
最後に、これから先生が目指されます医療についてお聞かせ下さい。

先生:

西洋医学は、これまで寿命を延ばすことにとても大きな功績を残しました。ですが、21世紀になって行き詰ってきたということと、需要の多様化として、美容やアンチエイジングなど、生活の質の向上が、より豊かな人生につながるということも非常に重要であるということが、認識されるようになりました。もともと漢方は、不老長寿のお薬としても親しまれてきたのですから、予防医学的な利点を生かして、更に極めていけたらと…漢方を柱にして、ツボ注入、プラセンタ注射やアロマなど新しいものも採り入れて、生活の質の向上を含めた、患者さんに最適な治療を提供していければと思っております。

生活の質の向上、満足度を高めるっていうのは、大切なことですよね〜…。
本日は、ありがとうございました。


取材後記

アンチエイジング…いかがでしたか?不老長寿の漢方!!いつまでも、若々しく健康でありたいですよね!ストレスを溜めないダイエットは、大賛成で〜す!!これから、コッテリ博多ラーメンを食べにいくぞ〜!!

■今回の取材先
香林堂クリニック
住所:福岡市早良区荒江2-9-24
電話番号:092-852-7633
FAX:092-400-8181
Email:korindo-clinic@nifty.com
URL:http://homepage2.nifty.com/korindo-clinic/

※本文内の情報等は掲載時のものです。
  現在の状況とは異なる場合がありますので予めご了承ください。


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